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Kita Kouichiro

喜多 弘一郎

琉大カガク院/琉大ハカセ塾

開邦高校・学術探求科・2年


【発表するプロジェクトの概要】

近年、民間企業による宇宙利用は、急速な盛り上がりを見せている。これらはそう遠くない将来、月以遠の深宇宙にまで及ぶだろう。企業による深宇宙利用、とりわけ有人利用において、宇宙機から見て地球が太陽の反対側にある状況(天体合)における通信断絶が大きな課題になると考えた。そこで、地球-太陽系のラグランジュ点(地球、太陽、ラグランジュ点は正三角形を描く位置関係で、重力安定点として知られている。)に通信中継機を配置し、太陽系内での通信を補助する通信中継機のシステムを提案する。本システムは、天体合による通信断絶の解消のみならず、他天体への通信可能領域の拡大、宇宙機の位置特定の精度向上も期待できる。

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